盛りだくさんの日曜日！

今日は日曜日、いつもながら妙深寺の日曜日は盛りだくさんに活動が行われています。

朝８時からの夏期参詣では、御法門の前に臨港教区の杉﨑 直さんより、いとこでもある松本將義さんの御利益談の発表がありました。

松本さんは、もともと肺ガンになり、摘出する手術をし、一度は安心をしたのですが、15年前に再発をして、耳の下のリンパに転移。野球のボール大に腫れて、医者からも半年と余命宣告をされてしまいました。会社も何もかもやめてしまい、生きる気力を失ってしまった。病院で治療を受けることもやめてしまった。
そこで受持の清康師から「こんなことで負けてどうするんですか」と烈火の如くお折伏をいただき、教区でも詰め助行が始まった。
その一日目のお助行の日、將義さんは、熱い熱いみんなの御題目の声に、涙がこぼれて仕方なかった。そして、これじゃいけないと、病院にも行くことを決め、心を励ましてご祈願に励んだ。
そうしたところ、みるみる癌が小さくなるお計らいをいただかれました。
それから10年間何事もなかったのですが、3年前に同じ所に再発。しかし、これも同じ場所というのがお計らいで、発見も初期、抗癌剤も同じものを使えて、今も治療を続けておられますが、癌は大きくならずに、良い状態に保てているとのことです。
今では、何事にも前向きに取り組めて、「本当にありがたい」とお話しをされ、仕事にも就くことができ、お会式などでご奉公にも励まれています。
本当にありがたいお話しでした。

今年の夏期参詣のテーマは「誰かのために祈る夏」です。御題目の祈りは、必ず通じます。
みんなで大切なあの人のため、誰かのためにと我が身を励まし、気張らせていただきましょう！

岩澤清従