ありがとうございます。
ご奉公3日目の日曜日は、妙深寺コロンボ別院での初めての御会式の奉修がありました。妙深寺コロンボ別院は、スリランカ開教25周年となる本年に「別院」から「寺院」への寺号公称を目指し、ご奉公を進めています。今年は、日本と同じように「三大会」を奉修しようと以前より準備を進め、この度、盛大に「門祖会」が奉修されました。

前日は夜中まで多くのご奉公者が準備ご奉公に励み、さまざまに工夫を凝らした奉修となりました。まず、良潤師と中心的なお役中であるカルパさんの掛け合いで、「門祖日隆聖人について」「御会式とは」という説明がなされ、福岡御導師にご昇堂をいただき、一座のお看経となりました。お看経の中で、日本と同様に報恩塔婆の言上がなされ、お焼香なども行われました。しっかりとした法要内容で厳かに門祖会が奉修されました。

御法門の前に、コロナ禍や経済危機の中で取り組んできたスリランカ本門佛立宗の社会福祉活動の紹介がなされ、そのコンセプトや経緯などそれぞれのご奉公者からご披露がありました。また青年会長の交代式が行われ、日本団参にもお参詣していたダクシタくんから新たな青年会長となるインドネルくんへとバトンタッチされました。

福岡御導師の御法門では、より詳細に門祖日隆聖人がどれほど本門佛立宗にとって大切な方であるか、門祖日隆聖人がなされたご奉公などをお話いただき、5次元世界に通じる御題目の尊さなどを御法門いただきました。

参詣目標200名のところ、受付で確認できただけでも263名のお参詣があり、別院から溢れるほどのお参詣がありました。奉修後は「御会式」ということもあり、お参詣者それぞれが福岡御導師だけでなく、スクール生である私たちにも紅茶などのご供養をくださいました。また、より門祖日隆聖人に親しみをもってもらうことを目的に門祖聖人の大きなイラストを用意し、「映えスポット」のように写真が撮れるブースも賑わっていました。

門祖会奉修後は、スクール生だけでパードゥッカ地域の巡回助行に出発をし、ハシャーン清嵐師の地元でもあるパードゥッカ親会場でお看経をさせていただい、２班に別れてお助行に回らせていただきました。スクール生それぞれが導師役を体験させていただき、貴重な機会となりました。

夜は福岡御導師と合流し、２軒のお助行に回り、最後のお宅でご供養を頂戴しました。最後の夜ということで、福岡御導師を囲み、遅くまでさまざまなお話をさせていただく機会をいただきました。過密なスケジュールの福岡御導師にとっては、さらにお疲れになることですが、スクール生にお付き合いくださり、大変貴重なお話の数々を伺うことができました。

日曜日で、初めての御会式奉修ということもあり、本当に濃密な一日となりました。私も含め、スクール生にとっても貴重な体験の連続で、それぞれにとって大きなご弘通の糧となるに違いありません。ありがとうございます。