ありがとうございます。
スリランカにはそれぞれ香風寺別院、清風寺別院、妙深寺コロンボ別院があり、それぞれの地域でご奉公が展開されています。ご奉公2日目は、スリランカ香風寺別院のお総講にお参詣させていただきました。

シャンタ・ペレラさんを中心にご奉公をされているグループで、当日も約50名ほどのお参詣がありました。地元の僧侶であるチャンダナンダ氏もいらっしゃり、その学生さんたちもお参詣されました。チャンダナンダ氏は福岡御導師のご奉公に深く感銘を受け、草創期から本門佛立宗に多大な協力をされている大変重要な方です。地元の上座部仏教の圧力や反対があっても、チャンダナンダ氏のような協力者がいることで、トラブルを避け、今日までご弘通ご奉公を進めることができました。

福岡御導師より御法門をいただき、地元の若い青年二人からも流暢な英語でスピーチがありました。二人とも佛立宗の教えに深く感銘を受けており、一人の青年は約15年前からシャンタ・ペレラさんのもとでご信心を続けられています。

次に、アルンダティーさんのお宅へお助行に伺いました。アルンダティーさんの父親であるウィジェセケラ氏はスリランカで最初に福岡御導師へ手紙を送り、福岡御導師がスリランカへ来訪する機会を作った方でした。福岡御導師がご両親のご回向もされて、アルンダティーさんも大変喜ばれていました。

コロンボ別院に戻る際に、スリランカで洋服店を営むマノージさんの新たなお店でお助行をさせていただきました。マノージさんは両親ともに洋服店を営み、洋服作りを生業としている家系で、この度、新たなブランドを立ち上げ、コロンボの中心街にお店を構えています。すでに、スリランカの芸能人たちもマノージさんのブランドを利用しているそうで、大変繁盛していると伺いました。マノージさんは佛立開導日扇聖人ご生誕200年記念法要の際に、本山宥清寺の巨大な五色幕を御有志された方です。お店の中に御宝前をご安置しており、お助行をさせていただきました。素敵なネクタイのご供養もいただきました。

夜は、スクール生のみでランガさんのお宅へお助行へ伺いました。ランガさんの両親はスリランカでも大変有名な伝統舞踊の先生で、日本を含め、世界各地で披露されたこともある方です。ご両親がご帰寂をされ、そのご回向も兼ねてお助行に伺いました。ランガさんも今はクリエイターとして自身で楽曲をプロデュースし、活躍をしています。私たちのお助行を大変喜んでくれました。

この日も中身の濃い、充実したご奉公となりました。ありがとうございます。