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年頭所感 事務局長 伊藤晴康

妙深寺報Online 2022/01/01

 ありがとうございます。
 年の始めにあたり、ご挨拶申し上げます。
 

 いよいよ、高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃・先住日爽上人御二十三回忌報恩ご奉公ご正当年をお迎えいたしました。昨年(令和3年)をご正当年に向けた「準備年」と位置付けましたが、一昨年12月には第12代事務局長・柴山迪昭氏が帰寂され、そして、昨年7月には副ご住職・坂本正教師のご遷化と、妙深寺としては、悲しい出来事が続きました。


 その中で、昨年2月・門祖会で第13代事務局長としての辞令を拝受させていただき、何とかこの10ヵ月間、事務局長としてのご奉公を大過なく進めることができましたのは、ひとえにご住職のご教導と皆さま方のご協力のたまものと感謝申し上げます。

 昨年12月26日、準備年最後のご奉公とも言える、ご正当年に向けた「決起大会」を、前年同様コロナ禍ということもあり、寺内にて開催いたしました。その内容は次の通りです。

①「先住御23回忌プロジェクト」の発足と令和4年度弘通方針ご披露
② 八○○奉賛会各委員会活動報告
③ 法灯相続促進委員会活動報告

 主に準備年における活動報告とご正当年に向けた活動計画がご披露されました。さらにご住職から「本年の振り返りとご正当年に向けて」という内容でお言葉をいただきました。最後には、ご住職そして局長室、出席のご信者一同で立ち上がり、教講異体同心と一致団結の「決起大会」らしく、三本締めで、楽しく、明るく、締めさせていただきました。

 妙深寺のご正当年において、6月の開導会併先住日爽上人御23回忌の報恩ご奉公は、最も寺院力を傾注させていかなくてはならないご奉公であり、そのためのプロジェクトの発足です。

 「先住が喜んでくださることをやろう」のテーマに基づいた企画を始め、1300名の参詣目標達成を目指すことはもちろんのこと、長年の懸案であった「顕彰碑建立」もこのときまでの大切なご奉公です。

 残念ながら、今年予定されていた本山大法要記念団参は令和5年4月に延期されましたが、教化を始めとする弘通誓願をぜひとも達成させ、本山御宝前に奉告言上がさせていただけますよう、ご信者一同、一致団結して気張らせていただきましょう。

 「先住御23回忌プロジェクト」のご奉公については、随時、寺報で紹介させていただきたく思っております。

 今年の寺院誓願では、誓願の目玉として、宗門で提唱している教化法灯相続「つづれ織り運動」展開を掲げ、
具体的には、

○菩薩の誓い 御題目口唱と開門参詣 実践
○弘通四誓願
 教化誓願 各部2戸以上 計100戸/願主増加誓願32名/助行誓願/三大会参詣誓願 成就
○巡回お講 巡回助行 家族お講 促進
○法灯相続五ヵ年計画最終年
 新班長・次世代信徒・役中育成
とさせていただきました。


 今年の弘通方針でも、ご正当年は『妙深寺にとって大きな節目を迎える一年となります。この一大ご奉公を成就すべく、改めて「原点回帰」をテーマに基本信行である「御題目口唱」と「開門参詣」を柱としてご弘通ご奉公に励ませていただきます。』としています。

 副ご住職も柴山事務局長も、ここ数年は間違いなく、ご正当年のご奉公を目標に日々ご奉公しておられました。私たちはお二方のその思いとともに、令和4年のご正当年のご奉公に精進させていただきましょう。

 そして私も事務局長のご奉公が2年目に入ります。八○○奉賛会と法灯相続促進委員会のご奉公は令和4年末で一区切りをつけ、令和五年から新たな御奉公体制の構築を目指したいと考えているところです。皆さまと共に異体同心で、ご正当年を走り抜けたいと思います。

 どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、本年が皆さまにとって喜びの多い、素晴らしい年になりますようご祈念申し上げます。 

Seijunʼs Blog

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 真実の仏教-本門佛立宗の教えを世界へ。 長松清潤(日桜)ご住職の世界各地でのご奉公の様子や感じたことをありのままにお伝えします。