ありがとうございます。あいにくの春雨の中となりましたが、昨日２年振りとなる町内観桜会を「100万人のクラシックライブ」の演奏をもって開催することができました。咲き誇る桜のもとでの屋外ライブを予定していましたが、ヴァイオリン等の楽器を濡らしてしまうわけにはいきませんので、場所を本堂に移して開催いたしました。

18時からはご住職のトークショーが開演され、深刻化するロシア・ウクライナ情勢において、佛立ミュージアムの展示でもご紹介された「焼き場に立つ少年」のエピソードをもとに、「敵味方の境界は人間の妄想で本来そのようなものはない、仏教のアイデアこそ今の世界に必要であり、そのことを発信し続けていきます」と力強いお話をいただきました。

18時30分からは「100万人のクラシックライブ」が開演。今回はヴァイオリニストの川崎妃奈子さんとピアニストの松橋朋潤さんをお迎えし、たっぷり1時間の演奏を堪能することができました。川崎妃奈子さんは、妙深寺の「さくらまつり」と聞き、デニム生地の和装で演奏をしてくださいました。定番のクラシック音楽だけでなく、境内地の桜にぴったりの「春の海」「さくらさくら」「荒城の月」など日本の名曲の演奏もありました。あっという間の1時間で、ライトアップされた本堂ならではの荘厳な雰囲気の中で、贅沢な時間となりました。

今回の観桜会では、ウクライナ支援の募金箱を設置し、参加された方から募金もお預かりしました。お預かりした募金は、ウクライナから日本に避難された方への支援としてSDGsパートナーシップを結んでいる神奈川県へお預けいたします。
２年ぶりの観桜会を開催することができ、妙深寺自慢の桜をお見せすることができたことが大変有難かったです。
４月３日（日）は子ども向けの「開導まつり」が開催されますので、ご興味のある方はぜひご参加ください！