説明
現在行われている、「本堂再生工事」の特別ご有志です。
妙深寺の本堂は、ご信者さん一人一人の志によって建立されたものです。創立80周年の今年、妙深寺の本堂の建物は、築50年となりました。近年、老朽化により雨漏り、ひび割れなどの様々な不具合が表れており、専門家のアドバイスをいただき、一時は「新本堂建立」も念頭に様々に検討を重ねて参りましたが、現本堂は、50年前の建築にしてはしっかりと作られており、ここで万全な補修を行えば、あと50年、築100年は持たせることが可能との判断をいただき、「本堂再生計画」として改修を実施することになりました。その第一段階として、本堂へのエレベーター設置も実現。今年、ここで屋上・外壁の防水および塗り替え工事、そして二階本堂・寺務所部分を中心とした内装工事等を進めております。
建設会社からの見積額は、現在の「菩薩の建財」の保有額とほぼ同額。その他、教養会館空調設備の更新・水漏れの補修、旧坂本宅の改修等を考えると、現在の保有額では足りない状況です。
私たちの妙深寺は、先師や先輩信徒の方々の思いによって建立された法城であり、子どもからお年寄りまで全信徒一人ひとりの心のよりどころであり、心の故郷、かけがえのない聖地でもあります。さらに、妙深寺は今やコロナ禍で不安が広がった社会の人助けの拠点、人々の心の支えでもあります。どうか、一人ひとりが「自分のお寺は自分で守る」の思いで奉納の志を立て、財の功徳を積ませていただきましょう。
何とぞ、この特別勧募の趣旨をご理解の上、お気張りいただきますよう、ご案内申し上げます。
令和5年9月 本門佛立宗 妙深寺 住職 長松清潤・事務局長 伊藤晴康