いまからおよそ3000年前、ブッダは約50年にわたり、様々な教えを説かれ、その集大成として、最も偉大な教えと宣言されたのが、法華経です。その法華経の教えを正しく読み解かれ、私たちに教えてくださったのが日蓮聖人で、私たちは「お祖師さま」とお呼びします。日蓮聖人は、法華経の中でも後半部分、本門の八品の教えが重要であるという仏様の教えを見いだされ、私たちに教えてくだいました。その後、日蓮聖人の弟子たちの中で、法華経の解釈の仕方に対立が起こり、正しいお祖師さまの教えが分からなくなってしまった頃に、日隆聖人によって、正しいお祖師さまの教えにもう一度立ち返ることができました。日隆聖人のことを、私たちは「門祖聖人」とお呼びします。
さらにその後、幕末の頃に、再び乱れてしまったお祖師さまの教えを、もう一度元にもどし、正しいご信心を私たちに教えてくださったのが、開導日扇聖人です。日扇聖人は、正しい仏様の教えは、「人」ではなく、「仏」によって立てられなければならないと説かれ、その宗名を「本門佛立宗」と名付けられました。