HBSネパール



平成27年(2015)4月25日に、ネパール首都カトマンズ北西方面を震源にM7.8の大地震が発生し、ライフラインが止まり、建物の耐震性の不備、地盤の脆弱さから多くの建物が崩壊して、ネパール国内だけで8857名にものぼる死者と、2万人を越える負傷者、人口の約30%にものぼる、800万人に及ぶ被災者を出しました。

 

本門佛立宗では、釈尊ご生誕の地であるネパールに対して迅速に支援金の勧募を行い、ネパールの隣国インドで親会場建設を進めている妙深寺を中心にネパール大地震支援チームが組まれ、現地のボランティア団体と共同での顔の見える支援活動が実現しました。

 

同年8月より当山教務4師を中心に第一次ネパール支援活動が行われ、まだ支援の行き届いていない山岳地域へ支援物資を届けました。また現地からの要望により、倒壊してしまった校舎再建の支援をいたしました。

 

同年11月16日、第三次ネパール支援活動に参加していた小原 旭くんが事故により帰寂するという大変な出来事が起こり、一時は支援活動の継続すら危ぶまれましたが、「旭くんのためにも」との想いでさらに支援活動を推し進め、地元のスンカニ村より土地の寄付をいただき、ネパール大地震犠牲者の追善回向と小原 旭くんの顕彰のための平和題目塔建立プロジェクトが開始されました。

 

平成28年(2016)2月には、ネパール国への登録により、ネパール信徒を中心とする、

法人「Primordial Buddhism HBS Nepal」が発足。

 

11月には、コレイア清行師を中心にネパールHBSメンバーの尽力によって、高さ15メートルもの金色に輝く御題目の宝塔と、親会場となる「HBSハウス」も完成し、日本より団参を招き、盛大にオープニングセレモニーと小原 旭くん一周忌法要が奉修されました。

 

この平和題目塔の傍らには、この題目塔の由縁や小原 旭くんのことが書かれた石碑が日本語、英語、ネパール語で建立されました。

 

この法要には、ネパール外務大臣も駆けつけ、セレモニーの模様はネパール全土にテレビ放映され、ネパール支援ご奉公がひとつの結実を迎えることができました。

 

平成29年3月からはネパールの中心信徒の一人であるギャヌ・ダハールくんが妙深寺で教務見習いとして修行を開始。6月の開導会第一座に併せて得度式が挙行され、ネパール人初の佛立教務である「清天師」が誕生。


2017年06月23日