5月11日 大統領がわざわざ

 

これから国連ウェサック2017の前夜祭として、ナヴィンさんが進める仏教テーマパーク「シャカ・キングダム」の開会式が行われます。

今日は、ご奉公させていただいているスリランカ民主社会主義共和国の大統領、現職のマイトリーパーラ・シリセーナ大統領がわざわざ式典出席の前にHBSスリランカのブースを訪問してくださるということで、バタバタいたしました。

お越しになると決まってからは、迷彩の軍服を着た方から平服で耳にイヤホンを付けている方々による厳しいチェックが続きました。

やはり、大変なことなのだと実感。

連絡が入り、ひと群れの集団が現れると、その中心に大統領がおられて、ご挨拶をして、本門佛立宗について短くご紹介させていただきました。

ブースの中を全部回ってくださり、短い時間でしたが本当に貴重な機会となりました。

その後、大統領出席の下、厳粛な仏教テーマパークの開園式が開催され、そちらにも出席いたしました。

いろいろな先生方にお力添えをいただいていることを実感します。本当に、背中を押してくださる。

あるお年を召した大先生は50年以上仏教を研究してきて、本門佛立宗の私たちの「笑顔」に衝撃を受けたと言います。

そんな笑顔をする僧侶や信徒を見たことがないと。

なかなか伝わらないと思うのですが、いろいろなことが鮮明になって逆に僕たちも教えられています。

「ありがとうございます」が挨拶で、口癖になるくらい言いなさいと教えていただいています、ありがたさや喜びが仏道修行、法華経の実践なんです、とお伝えするとびっくり仰天なさいます。

本当に、もっともっと、どんどんどんどん、お伝えしたいです。

先生方に促されるまま、また大統領の前へ出て感謝をお伝えしました。

是非お写真をということで撮っていただきました。

良潤師とともに、本当にありがたいと話していました。

汗だくでご奉公しているご信者みなさまの大変な励みとなり、安全や安心をもたらすのだそうです。

よかったです、やっぱり無理して来て。

ありがとうございます。

とはいえ、まだまだご奉公は続きます。

寝かせてもくれず、食事もみんなパンをかじりながら汗だくでご奉公しているウェサック。

今日も午前中は先日からお参りされるようになったスリランカ在住20年以上の日本人の方と面談いたしました。

午後は来月の来日でご披露するショーの通しリハーサルを見せていただきました。

真夜中に日本を出て、朝9時過ぎにコロンボに着いた住職、午後に大統領と会うのに全く容赦なし。

だからご弘通が進むのですね(涙)。

ありがたい(涙)。

 

5月12日 国連ウェサック祭2017

 

スリランカのコロンボ、BMICHを会場として、第14回国連ウェサック祭が始まります。

テーマは「社会正義(福祉)と持続可能な世界平和のための仏教」となるでしょうか。

本年は1999年に国連が国際平和のためのウェサック祭を批准してから初めてスリランカで開催されるとのこと。

いま、会場にインドのモディ首相が入られました。

スリランカで初めて開催された国連ウェサック2017の主賓は、インド共和国のナレンドラ・モディ首相でした。このことは、現在の世界の情勢と、これからのアジアの平和と発展にとって、とても重要な意味を持つと思います。

数日前、世界的ハッカー集団・アノニマスが、あらゆる情報やシグナルを総合してみると、朝鮮半島で第三次世界大戦が始まる可能性が高まっていると警告しました。

当事者たちは度を失っているか、小さな部屋の中で横柄になるか、ヒステリックに震えているということでしょう。
とにかく、あぶない。

そんな中、異なる価値観の代表者たちが、ブッダの出現や存在やメッセージを称えながら、互いの平和や発展を希求する言葉には心をうたれました。

オープニングは、主催側のスリランカ法務大臣・仏教大臣のウィジェヤダサ・ラジャパクサ閣下がスピーチ。

続けて、スリランカ首相、スリランカ大統領と続き、その後でモディ首相のスピーチでした。

特に、モディ首相のスピーチは、現在のインド社会の状況を思うと踏み込んだ発言もあり、仏教を深く学んでいることを分かり、締めくくりにもブッダの言葉を引用していて、感動しました。

世界の期待と仏教界の実際。ずっと、スピーチをお聞きしながら、考えていました。

世論調査では「仏教に期待する」は80%を超えるのに「お坊さんに期待する」は10%に満たない、この落差、違いこそがこれからの課題となります。
仏弟子、心せねば。

いずれにしても、壮大なウェサックが始まっています。


5月13日 パタゴニアの法衣

 

スリランカは22時を過ぎましたが、ウェサックの本門佛立宗ブースには人がたくさん集まっていました。

昨夜はハシャーンたちがそのままブースに泊まってくれました。

あの暑さの中でどうやって寝るのか、本当に頭が下がります。

ありがとうございます。

センターで夕方のお看経を終え、短く法話をさせていただいて、シャカ・キングダムの会場に作られた本門佛立宗ブースに向かいました。

まだ夕食も食べていませんが、昨年に引き続き別の会場にも行きます。

今日、世界中の僧侶が集まる会場を見渡して、実に様々な法衣があるものだと感心しました。

仏弟子たちが身につけていたのは「糞掃衣」がルーツと言われていますが、仏教の伝播と共に、それぞれ歴史を重ね、それぞれの文化を吸収しながら、今日に至ります。

ものすごく複雑で豪華なものもあれば、初期仏教のようにシンプルなものもあります。

しかし、実はいつか書いたとおり、初期仏教のようなシンプルな法衣にも、細かなこだわりや階級を示す制度があり、やはり欲をくすぐるようになっているらしいです(笑)。

お坊さんがみんなスマホを持っているのも驚きでした(笑)。

だから、やはり、全く新しい時代を迎えているのです。

東アジアの私たちの法衣も複雑な部類に入るのかもしれません。

いずれにしても本化仏教が本領を発揮する末法現代が到来しているのだから、アクティブな生きた仏教らしいコスチュームが欲しくなります。
朝から夜まで走り回り、汗だくで、すぐボロボロになってしまいます。

個人的にはパタゴニアにプリモーディアルな仏教法衣を開発してもらいたいな。

 

5月14日 デモンストレーション

 

いま、スリランカは23時30分を過ぎましたー。

恐るべきことに、この時間になってやっとセンターへ向かっています。

夕方の17時から23時まで、ぶっ続けでブースを訪れる人に向けてお話しました。

御題目を練習していただいたり、口唱行の説明をしたりして、実際に御題目口唱の姿を見せます。

もう、たぶん100回以上したと思います。

良潤師は法鼓をし過ぎて豆ができたー(笑)。

たぶん300人以上の方々と写真を撮りましたー。

今日だけで5000人以上の方々がブースに来てくださり、御題目を聞き、唱え、様々なこと展示を見てくれました。

とにかく、やっと帰り道です。

食事を探さないといけません、全て閉まってる。

良潤師が日本から持ってきたカップ麺ならばあるって。

ウェサックのご奉公は明日の夜も続き、私はそのまま真夜中のフライトで日本へ向かいます。

ギリギリまで、精一杯がんばります。

 

5月15日 有能有敵無能無敵

 

いつも同じようなことを言っているけれど、今回はさらにハードな内容となりました。

大統領や首相とお会いするオフィシャルな予定が組まれていたため、海外用ではなく一番いい法衣を持ってきたのですが、完全に失敗でした。

レセプションやセレモニーだけの予定をキャンセルして、本門佛立宗のブースに立ってご奉公することとなり、毎日頭からお湯を浴びているような湿気と汗でダメになっちゃった(汗)。

とにかく、VIPとしてのスケジュールになるかと思いきや、ほぼ全てファーストフードでしのぐギリギリのスケジュールとなり、最高だったということです。

スリランカのご弘通も大きく前に進むでしょう。

スリランカ、ネパール、インド、大切に積み重ねてきたご奉公が、大きく一つに結ばれようとしています。

そして、世界全体に広がろうとしてる。

ありがたいこと極まりなし。

スリランカ国内で、これほどまでに正々堂々とご信心を伝えられることに、みんな感動してくれていました。

本当に、新しい段階に至りました。

それでも、本門佛立宗のご弘通は、政治でも、知識でもなく、現証の御利益によらなければならないと、御講にミーティングで確認し合いました。

環境を整えつつ、核心を忘れぬよう、外れぬように。

ご奉公くださった妙深寺コロンボ別院のみんな、本当にありがとうございました(涙)。

溢れるほどの感謝を伝えて会場を後にして、何とか搭乗口までたどり着きました。

良潤師は本当に頑張っています。

ケネカも立派な佛立夫人となりました。

これだけでも、今までご奉公してきてよかったと思えます。

有能有敵、無能無敵。

これからも怨嫉は付いて回るだろうし、いつも誤解され、勝手に噂され、邪推され、陰口を言われ、邪魔をされると思うけれど、そんなこと当たり前だと思って、前進して欲しい。

本物だから、それが付いてくる。

みんな孤独だが、僕たちは一緒だ。

本当に、乗り越えて、乗り越えて、ここまで来た彼を、みんなを、称えたい。

確かに強くなりました。

ありがとうございます。